今日は「読書の日」だそうです。
前回に続き、最近読んだ本の紹介をします。
『会社を綴る人』文庫版
「私はやりたいことしかやらない。できない。そういう人間なのだ」
文章を読むこと、書くこと以外に取り柄がない主人公。
就職エージェントに勧められた会社の社史を読み、
その会社で自分が書く文章で他人に認められていく…。
今日は「読書の日」だそうです。
前回に続き、最近読んだ本の紹介をします。
『会社を綴る人』文庫版
「私はやりたいことしかやらない。できない。そういう人間なのだ」
文章を読むこと、書くこと以外に取り柄がない主人公。
就職エージェントに勧められた会社の社史を読み、
その会社で自分が書く文章で他人に認められていく…。
本屋さんで見つけて気になっていた本を週末に読みました。
『雲を紡ぐ』の文庫版です。
羊毛を手に取り、美緒は糸車を回し始めた。
淡い桃色の羊毛から、ひとすじの光の糸が現れる。
文庫版の最後のページの一文です。
物語は学校に行けなくなった東京に住む高校生が
祖父の営む岩手のホームスパンの工房で暮らし、
手紬ぎ、手織りで自分の布を作り、
前を向いて生きていくというお話です。