最後はこの作家、綿矢りさ さんです。
生地屋のブログなので、名前に「綿」がついてるだけでもふさわしいのに、
作中には洋服もたくさん出てきます。
世間には野球好きがまだまだいるようです。
この本は2016年から2020年までのNPBのネタを織り交ぜたライトミステリーです。
著者がヤクルトファンのようで、主人公は燕党の親子刑事なのですが、
謎を解くのは謎のカープ女子です。
児童書。不登校の小学生が、自分の居場所を求めて図書館を訪れ、通うようになり、職員や同じく不登校の中学生や職員の人などと交流するうちに少しずつ強くなっていく。最後もよかった。
今年も何冊か本の紹介をしたいと思います。
まず、最初は『赤と青のエスキース』です。
全体的に優しい感じの物語。読後感もスッキリと良い感じでした。
終盤になってようやくタイトルの意味や、この人はあの人だったのか、
と明かされて全体の印象が変わっていく。
途中で止めるとわからないので、読むならぜひ最後まで。